2020年9月30日水曜日

Word が開けない「ファイルを開こうとしてエラーが発生しました」 Origin、EaseUSでも

メールで来たOfficeのファイルを開こうとすると 

 「ファイルを開くことができません。ファイル形式、またはファイル拡張子が正しくありません。」

「ファイルを開こうとしてエラーが発生しました」

「ファイルは破損しています」「データを保存するスペースがありません」

 などのエラーが出て、開けないことが今日も発生。先月も同じトラブルがおきて、あちこちサイトを探して修復したのに。

ただ、どうやったかを覚えてません・・・ 関連するサイトを調べても、セキュリティを外すなどのアドバイスが書いてあり、ちょっと今どきやばそう。

仕方なく、ブラウザの履歴で前回有効だったアドバイスを探したところ、こちらでした。

https://boxil.jp/beyond/a6764/

やはりこうやって貼っておかないとすぐ出てきません。この最初に書いてあるように、

プログラムとアプリ>Microsoft Office>アプリの変更>修復

するだけで、前回と同じように解決しました。このサイトには再起動するようにありますが、それも必要ありませんでした。

こんなことは以前はなくて、おそらくOSの更新との関連でしょうが、なんだろう?

ともかくも備忘録でした。


追記

Originという数値計算ソフトを良く使ってます。突然、ライセンスが確認できないので1週間で終了ね、というエラーが出てきました。何度も米国のOriginのサイトに行ってライセンスを一旦消してはオンにするという作業をしましたが、そもそもこのdeactivationが正しくライセンスのサイトに反映されないという妙な問題。

ふと上のOfficeのトラブルを思い出して、アプリのところから変更>修正を行ったところ、自動的に再インストールになり、しばらくすると、完了してライセンスのところに行きました。これでどうだとやってみると、今度は認証されました。

どうも、OSの更新でいくつかのアプリが影響を受けてるような気配。ほかにも出るかもしれないので要注意です。

追記2

不具合ではないのですが、ソフトから紛らわしいことを要求されるのでメモ書き。文科省も警告を発してるやっかいなランサムウェア対策には、オフラインでのまめなバックアップしかありません。これにはWindowsの機能もありますが、今はしらないけど、以前のは碌なものではありませんでした。そこで使ってきたのもちろんEaseUS todo Backup。バックアップしたものは確実に回復できます。ずっとフリーのを使っていて、ただ、それも悪いかと、購入はしました。このとき永続版を買ったつもりだったけど、なぜかライセンスが認証されなくなりました。結局同じ問題なのかな??

仕方なしにTrial版で30日間使ってましたが、期間が過ぎて立ち上がらなくなりました。どうするか。元々フリーで使えるのが売りだったわけで、ならばと、まずこのTrial版を削除して、新たにフリーのをダウンロードしてインストールしてみました。はたして、これで、これまでTrial版で作成していたバックアップファイルや設定が使えるか? 

やってみると、このフリー版でもTrial版とまったく同じようにこれまでの設定とファイルが使えて、定期的にバックアップすることができました。ありがたい。

有料のにするとほかの機能がつくようですが、バックアップにはあんまり関係なし。優れたソフトです。上の2つの問題とは関係ないと思ってメモ書きしましたが、そうでもないのかな。いろいろと出てきます。


2020年9月22日火曜日

保済丸・・PayPalでrefund

 長らく海外から物品を公私を問わず購入してきました。トラブルらしいトラブルといえば、英国のAbbexa Ltdという抗体メーカーからウサギ抗体を買おうとしたときに税関で動物由来のものだろうと輸入許可が下りず廃棄になったことぐらい。Abbexaの対応には腹立ちましたが、まあこれは抗体購入、特にウサギよりも大きな動物で作られた抗体につきもののトラブルではあります。これ以外、たとえば最近増えてきた中国からの購入では、大抵はAliexpressかAlibaba.comを経由して買うので、まず問題は起こりません。

そんなので油断してたのか、びっくりするような変なところにぶつかりました。買おうとしてたのは、保済丸 / ポーチャイピルPo Chai Pills という、香港で有名な生薬の胃薬。 Wikiにも英語版があります。食べ過ぎが続いて胃が疲れてきたりしたときに、この仁丹のような粒のつまった小さな一瓶を飲むと、そのときは爽快感などはないのですが、不思議と気がついたら回復させてくれます。大正漢方胃腸薬よりもずっと確実。

これはずっと昔、モントリオールでポスドクしていた頃に私の後任に来てくれた中国人が教えてくれたものです。彼はお母さんが病気がちだったそうで、少年時代には山を歩いて薬草を探したとかで、生薬のことにとても詳しい。以来、この薬は学会で海外に行くたびくらいに買ってましたが、このところ全然海外に行ってないので、さすがに在庫が尽きてきました。

北米のChina townで買うと10瓶入った一箱が3ドルくらいで買えますが、楽天やアマゾンだと1000円くらい。ばからしいなあとあちこち見てると、それより4割くらい安いところがありました。こちら。http://pochaipills.50webs.com/

本場香港のショップ。ここの正式な名称はFengshui Shop 、つまり風水店という、いかにもな名前のとこらしいけど、サイトにはたぶんどこにもでてません。何の疑いも持たずに購入手続きに入ってみようとクリックしたところ、購入確認もなしに、いきなりPaypalからの支払い完了通知が出ました。まあ、買うつもりだったので良いかとそのままにしてたところ、すぐにメールが来て、日本語も英語もありましたが、日本語はこんな風。

「こんにちは!  ありがとうございます!私達はすでにあなたの注文書を受け取りました!

 私達は発送致します、関連商品を:」

とあって、よかったと思ったら、

「加えて、2020年7月28日以降、ウェブサイトの限定的なサービスが提供されることをお知らせいたします。  ただし、注文はまだ倉庫に残っています。 この問題に取り組むための2つのオプションがあります。

1. 航空便が再開された場合は、2020年11月30日に航空便で郵送してください。 

2. Paypalからのリクエストに応じて全額払い戻しを行います。 ご不便をおかけして申し訳ありません。 健康で良い一日を。」

とあって、どうも、何らかの理由で今は発送できないらしい、香港だから、政治的なトラブルかなあと同情して、まあ、だけどキャンセルするしかないかと思い、refundを選択します、と英語で連絡したところ、

「Thank you for your support and consideration.

Full refund will be issued upon your request through PayPal.

Stay safe and have a good day.」

ときました。おかしいなあと思いつつも、PayPalに行ったところ、これがとってもわかりにくく、メッセージセンターのchatに日本語で書いたものの返事が来ない。ここはchatではなくメール代わりのものらしい。そういえば、以前もPayPalは英語でないと対応しなかったことを思い出して、英語で書いたら今度は翌朝に返事が来ていて、refundするなんてsellerがクリックするだけなんだけど、というやる気のない返事。

なんだか、面倒なことになりそうだと、金額が少ないから大したことではないもののとは思いつつもいやな感じがして、このshopにその旨をメールすると、今度は

「Thank you so much for your email.

Yes, please kindly file a dispute. We will then issue a full refund upon request.

Thanks again for your support and cooperation. Enjoy your day.」

とすぐに返事が来ました。PayPalからの意義申したてがこないとrefundしない、つまり自分からはrefundしないということ。

こりゃだめだとメッセージセンターで再度報告して聞いたところ、今度は問題解決センターから「クレームにエスカレート」するようにという連絡が来てました。ではとPayPalの問題解決センターに入って大分あちこち行きつ戻りつして、ようやく見つけたページで、これまでのメールのやりとりを添付して、これまでのやりとりを説明して、ここは妙だ、ということをPayPalに伝えたつもりでした。

ところが、このときどこをどう見落としたのか、shopの方への連絡を選択していたようで、このクレームがそのままshopに送られてしまいました。ま、そのまま書いただけなのでたいしたことないけど、これではらちあかんと、メッセージセンターに書いたものの、返信なし。

どうもここはだめらしいと、ちょうどここで月曜になったので、電話が使えるはずと思い出して、電話したところ、割とすぐにつながり、担当のChineseの人に説明しました。この件、どうもすでに手続きがされていたようで、これは異議対象になっていて、shopはrefundには応じたのだけど、送られてきた金額が少なくて、PayPalとしてはfull refundを要求しているところで、進展については連絡し、full refundするからあとは何もしなくていい、とのこと。ほっとしました。

その後2時間くらいで、shopが責任を認めてfull refundに応じた、というPayPalの通知が来て、無事解決しました。PayPalとのやりとりは電話してからはとってもスムーズでした。ただ電話以外は全部英語で、日本語は、少なくともかなり時間がかかりそう。これでは英語が苦手な人はPayPalはやめたほうがよいかもしれません。

この香港のショップ、サイトをよく見ると、怪しさ満載なのです。そもそもメールのアドレスがgmail。ショップの名前もわからない。PayPal払いを前面に出していて、だから大丈夫といってるけど、そもそもそこが怪しい。このサイトを今見ると、確かに、11月30日まで発送できないと書いてあります。これは私が見たときにあったのかどうか。あればさすがに気がつくだろうとは思ったものの、いずれにしても購入の時点で警告するべきこと。

このサイト、素人の作りで、おそらくネットで保済丸を検索した人を引っかけるためのものでしょう。日本人だと、PayPalに紛争を依頼するようにと言われてもメッセージセンターでは日本語ではまずレスポンスがこないし、disputeしろといわれても泣き寝入りする人が多いでしょう。それを狙ってるのかな。さっさと電話すればいいのだけど、Paypalのサイトをまじめに見てるとその選択がなかなか出てきません。それにいかにもつながりにくそうだし。

サイトをよく見るべきでした。PayPalのおかげで解決できましたが、Paypalは審査はしてないのかな。ここは海外に行って保済丸を知ってネットで買おうと思った日本人が引っかかってそう。それとも私だけ?


2020年9月17日木曜日

4桁のパスワード

昔のパスワードは簡単な覚えやすいものにするのが普通でした。古き良き時代。とはいえ、オンラインATMでありながら昔ながらの4桁の数字パスワードが健在なのが、地方銀行などのオンラインアカウント。4桁だと、どれかの番号に誰かがいるので、いわゆるリバースブルートフォース攻撃されたら、誰かの口座番号がハックされてしまいます。案の定、ドコモ口座をはじめとしてPayPayなどもなりすまし利用が広がってきてます。こののんびり感は別格にしても、Pinではともかく4桁の数字が普通です。

ではどのような4桁数字パスワードが使われてるのか。調べた論文が出てます。ケンブリッジ大のComputer labからのもので
A birthday present every eleven wallets?
The security of customer-chosen banking PINs
という題名。

ここで使われたデータは主にRockYouというsocial gamingから2009年に流出した3千2百万件ものパスワードと、iPhoneの開発者が出版した20万件のデータに基づいてます。古いものになりますが、この論文の主旨とはちょっと違って、意外と下の図が面白い。

頭の2桁と後半の2桁についてプロットしたものがこちら。
もし完全にランダムなら、平坦になるはず。スポットや線などの何らかのパターンは、意図的なパスワードです。この頃はまだ、パスワードに1234を使ってる人が多いことが、(12,34)の濃いスポットからわかります。また斜めの線は、2525等、xyxyのパターンです。左下が濃いのは、前半に00から30まで後半は00から12までを使う人がなぜか多いということです。前半が19と20が多いのは、自分か子供の生まれた年でしょうか。

また後半に10、11、12を使う人も多いのは横の帯が示してます。だけど、2512から2552までの線は一体なんだろう?

あちこちにスポットがでて、かんたんなところでは逆連番の4321が結構濃い。9876もあります。こんなのとは違って謎めいたスポットのいくつかについて、ネットでその解明がされてます。5683はラテン語圏でloveの隠語、5452はタガログ語圏で愛してますの隠語、とか。なんなの?

今ではもっと平坦になって、スポットも帯も消えているのでしょうか。メモ無しで誰でも記憶できるPWだと、これくらいになってしまうのなら、やはり別のステップを入れる必要がありそうです。

2020年9月11日金曜日

シチュアシオン

「シチュアシオン」は、サルトルによる短い評論、小文集。人文書院が出してたサルトル全集の中にIからXまであります。これが唯一の邦訳かな。このIVを高校生の頃買って、ほとんど読みもしないまま、本棚に眠らせてましたが、半世紀経ってKobo Formaに収めていました。夜中、寝室の外で老ネコの遠吠えに起こされて眠れなくなり、がさごそと(比喩)Formaの中を漁っていて、ふとそのことを思い出しました。Formaを買ったのは7月でしたが、すでに100冊以上入ってます。とはいっても、さすがにそれだけこの2ヶ月で本を買ったわけではなく、キンドルにだけ入れてた本を移動したからです。

このIVを読んでみるとなかなか面白い。それで古本屋でIIIを探しだして自炊してFormaの中に。これは主に第二次世界大戦終結の頃の記録、どちらかというとエッセイです。かなり興味深い部分がいくつもあります。

 旗を掲げて祝えとは言われていたものの、人々はそうはしなかったし、大戦は、無関心と懊悩とのなかで終焉を告げた。

フランス人が旗あげて祝うわけないしなと思いつつ、

 日毎の生活で変わったところは何一つなかった。ラジオがいくらワンワン云っても、新聞が肉太の大文字でいくらかき立てても、我々を十分に納得させるわけにはゆかなかった。我々としては、できれば、なにか奇跡のようなもの、空に何かしるしのようなものでも現れてきて、平和が森羅万象の中にはっきりと刻み込まれたことを証明してくれて欲しかった。・・。人々は、橋も上を、街のなかを、慢性になった飢えと不安とで外のことは考えられずに、生気のない目をして、通っていた。空っぽの腹を抱えて、この大戦の終焉を、どういうふうにしてよろこんだらいいものか。

そして、日本に関する記述も。

 日本では内乱が起きる恐れがあるし、日本軍は満州で反撃に出るかもしれぬし、天皇とその将軍たちは近い将来報復すると言ってるし、シナは内乱の一歩手前に来ている。

そんな話があったんだ。日本国内での人々の捉え方と、おそらく大分違うのでしょう。私はあんまりこんな話は聞かなかったけど、確かに、海外からすると、そういう話も通りやすいかもしれません。

この本の第二部には、アメリカに滞在した頃のフィガロ紙に発表した記事がまとめられてます。はじめて接するアメリカ、NYについてのナイーブな感想が初々しい限り。こんなご婦人方の協会のことが書いてあります。

 ある建物の18階で、私たちは「紅茶茶碗をかこんで」、数人の、銀髪の、あいそのいい、少々冷ややかで、男みたいに知的な、名流婦人たちに会った。・・・ この連盟は今日では2万6千人の会員がおり、各州に300の支部を持っている。500以上の新聞が、ここの資料を受け取っている。政治家はここの出版物を参考にしている。この連盟はしかも大衆に情報をあたえることは考えていない。つまり報道者たちに情報を提供するのだ。

外交政策協会、というそうです。こんなことがあったんだ。フランスではありえないこんな集団のことを考えて、サルトルは、アメリカ人が

いかに組織力とはげしいアメリカ化の力に従っているか

について、そしてこれが、

 どうあろうとも、それはフランスにおけるような、個人主義ではなくて、その根底にあるのは画一主義である。

と結論。さすがサルトル。眠れぬ夜も、こういう発見があるからいいのかもしれない。

この恍惚とした爺さん顔、こいつのおかげか。

2020年9月1日火曜日

お米の無機ヒ素のリスクはどれくらいか

日本での食生活習慣として世界的にまともなところでよく取り上げられる懸念は放射能ではなく、お米に含まれる無機ヒ素。私はお米大好き人間なので、とても気になってきました。この前見たネットニュースで食品に含まれるアクリルアミドの問題点が指摘されていて、その中で、アクリルアミドはお米と比較するとリスクは遙かに低いという話がでていて、改めて調べてみました。講義のネタですが。

さすがに数年前に調べたときから大分進んでいます。お米は土壌中の無機ヒ素をよく取り込みます。まず基本的な数字として、標準的なお米に含まれる無機ヒ素の量は、お米(精米)一キロにして200μg、1合を150gとすると30μグラム。また、日本人はどれくらい無機ヒ素を摂っているかというのは研究があり、たとえば東大からでてる学位論文(小栗 朋子「日本人の無機ヒ素摂取量とその健康リスク」ではこのような分布をとるそうです。



無機ヒ素は発がんを起こすことが知られています。これはきれいな容量依存性があります。EFSAによると、1%の発がんリスクをあげるには一日あたり、私の(理想とする)体重70kgだと一日あたり21~560μg(95%信頼区間)の無機ヒ素をとる必要があります。

つまり、上の摂取量とこの1%発がんリスクの範囲がかぶるかというのを考えると、発がんリスクの分布が左右にひどく偏ったものでない限りは、日本人の摂取量で、発がんリスクを1%あげることは、おおざっぱにいって9割方なさそうに思えます。

これを気にして仮にお米をやめたとすると、他のものを主食代わりに摂ることになり、それが野菜でも肉でも、あるいはパンやパスタでも、健康リスク全体としてあげてしまうこともありえます。たとえば食パンで100gで1.3gの塩化ナトリウムなので、一日の塩分摂取量を結構おし上げます。

つまりコメかパンかということになると、無機ヒ素10~20μgか塩化ナトリウム1.3gか、どちらのリスクをとるかということになります。私にはご飯のほうが健康リスク全体を考えればシスクは低いようには思えます。とはいえ、欧米では子供にはお米は主食にしないよう、提言がなされてます。これは、2016年にFDA、米国食品医薬品庁によって出された検討結果にまとめられています。こちら
https://www.fda.gov/files/food/published/Arsenic-in-Rice-and-Rice-Products-Risk-Assessment-Report-PDF.pdf

長くて全部読めるものじゃないですが、ポイントはこの表あたりでしょうか。

無機ヒ素ではとくに膀胱ガンと肺がんが増えるようです。これは100万人で生涯に(上2行)、あるいは子供で(下2行)どれくらいこれらのガンになるかを示しています。コメの2つの種類、またヒ素を減らした炊き方(コメと水を1:6にして炊いてその水を捨てることで60%のヒ素を減らす炊き方)をした場合、どれくらいガンが減るかを予測したものです。そもそも後者の炊き方、私としてはやめてくれ、といいたいのですが、たしかにヒ素が減ればガンは1/3近くまで減るらしいことはわかります。

ただし、それよりも大事なことは、1万人に一人ガンになるくらいのリスクをどれくらい考慮すべきか。それによるベネフィット、あるいはコメを摂らない場合に代わりに摂る食物によるリスクも考慮されないといけません。

FDAでは、妊娠した女性、子供においては、コメだけを主食にとるのではなく、多くの食物を摂るようにという提言をしてます。概ね、欧米ではこういう提言がされてるようです。だけど、上のように考えたとき、どうしても自分たちの文化を優先するのはどの世界でも同じかと思ってしまいます。結論として、あんまり心配するようなことではない、というところに落ち着きそう。そういえば、私の父親はイネの研究者でしたが、元気だった頃、大分前にそんなこと言ってたのを思い出します。とはいえ、イネの品種改良では、無機ヒ素の取り込みを減らした品種を作ってほしいものです。