Tolånga は、スウェーデン南部の村。14世紀、猛威を振るった黒死病、ペストによって人々が死に絶え、滅びかけた村のなかで、二人の異常に背の高い男性が生き残り、この村を再建したという伝説があるとか。いわゆる巨人伝説の一つなのでしょうか。
この地方に伝わるポルカを元にした曲を 232 Strängar という、スウェーデンのピアニストとバイオリニストの女性デュオが演奏してます。
https://www.youtube.com/watch?v=i-3ldKxA1kI
エストニアのラジオ局、KlassikaradioにFolgialbumという番組があり、外国の音楽を紹介しているので、よく聞いてますが、ここで彼女らの2つめのアルバム、Pillikud - Metsaunelm(葦/森の夢)が紹介されてました。何気なく聞いてましたが、次第に聞き惚れてしまいました。
これは5月に登録されていて、画像は家でポルカを踊るいろんな人たちです。おうちで楽しく、という、この頃よく作られた動画で、これを見てるとなんだか誰かが犬を抱いてるシーンを思い出すのであんまりぞっとしないところもあるのですが、この画像の素直さは、そんなことを払拭させてくれます。
人は、すべて生き物と同じく、自らの生存を脅かす他の生き物とずっと闘ってきました。しばらく忘れていましたが、我々人間もその宿命から逃れられません。黒死病が荒れ狂い、ヨーロッパの多くの街を滅ぼしていた時代、人々の恐怖を思います。ものを燃やして暖をとるしかない、水で流してくれるようなトイレもなかった時代。病原体がなんなのかもわからないまま、周りの人たちが次々に倒れていく、その恐ろしさがどれほどのものだったか。
そして、その恐怖から生き延びて、なんとか封じ込めてしのごうとすることを長く続けてきた人々の努力。この二人の音楽はそういうことを思い出させてくれて、心震えるものがあります。
この地方に伝わるポルカを元にした曲を 232 Strängar という、スウェーデンのピアニストとバイオリニストの女性デュオが演奏してます。
https://www.youtube.com/watch?v=i-3ldKxA1kI
エストニアのラジオ局、KlassikaradioにFolgialbumという番組があり、外国の音楽を紹介しているので、よく聞いてますが、ここで彼女らの2つめのアルバム、Pillikud - Metsaunelm(葦/森の夢)が紹介されてました。何気なく聞いてましたが、次第に聞き惚れてしまいました。
これは5月に登録されていて、画像は家でポルカを踊るいろんな人たちです。おうちで楽しく、という、この頃よく作られた動画で、これを見てるとなんだか誰かが犬を抱いてるシーンを思い出すのであんまりぞっとしないところもあるのですが、この画像の素直さは、そんなことを払拭させてくれます。
人は、すべて生き物と同じく、自らの生存を脅かす他の生き物とずっと闘ってきました。しばらく忘れていましたが、我々人間もその宿命から逃れられません。黒死病が荒れ狂い、ヨーロッパの多くの街を滅ぼしていた時代、人々の恐怖を思います。ものを燃やして暖をとるしかない、水で流してくれるようなトイレもなかった時代。病原体がなんなのかもわからないまま、周りの人たちが次々に倒れていく、その恐ろしさがどれほどのものだったか。
そして、その恐怖から生き延びて、なんとか封じ込めてしのごうとすることを長く続けてきた人々の努力。この二人の音楽はそういうことを思い出させてくれて、心震えるものがあります。