2020年5月13日水曜日

オランダの大学は来年1月まで閉鎖

現在、ラボに来てるオランダ人の留学生たちの話によると、先週末に彼らの大学から連絡があり、現在の大学閉鎖を来年の1月まで継続する、ということになったそうです。January というのが信じられず、何か聞き間違ったかと何度も聞き直してしまいました。日本では急速に新規感染者数が減り、明日にも自粛要請が解除されようかというところですが、オランダでは、感染は年内は終息しない、と判断したようです。

オランダでも新規感染者数は急速に減っていて、昨日で245名、先週の日本くらいにはなっています。ただ人口は日本のちょうど1/10くらいなので、人口比でいくと10倍多いことになります。とくに死者数が多く、この1週間でも、大体60-80名くらいの方が亡くなられています。急速に減ってはいますが。

彼らの話によると、オランダの南部でフランス、イタリアから来た観光客から感染が広まっていて、南部が特にひどい情況だそう。彼らの北部ではそれほどでもないとはいってましたが、それでも年明けまで閉鎖です。そういえば、一旦感染が収まった中国でも東北の吉林省吉林市では新規感染が6名確認され、部分的とはいえ、再びロックダウンされることになりました。この部分的なロックダウンというのは、中国の場合、今の東京のような自粛ベースよりは厳しいものと思います。

日本で新規感染者がこのまま減っていっても、どこかの国で感染が続いている限りは流入を防ぐことはできないでしょう。現在の入国規制を継続すると、とくに中国からのinboundをあてにしている観光業界では、死活問題になります。しかし、そうはいっても、死ぬよりはましで、新たな生き残り策を社会として模索していく必要がありそうです。