2020年7月10日金曜日

Kobo Forma を買ったという話

結局、買ったのは Kobo Forma にしました。これはないと初めは思ったのですが、先に書いた中国の7.8インチeInkリーダーは、ノートがついてる分、重くなってます。この重さは結構大事なポイントで、ほとんど夜中に寝っ転がって読むので、数十グラムでも大きい。そもそもノートは、LikebookのMimasでもついてますがまったく使いません。メモは紙のほうが良い。

また中国の2つのはアンドロイドでGoogle playが使えていろんなリーダーアプリが使えるという話ですが、Mimasでやってみると、ろくなリーダーはなく、結局Mimas本体のリーダーを使ってます。またブラウザやメールを何もこれでやる必要はないわけで。

もう一つ重要なだったのは、8インチである事。つまり0.2インチだけ大きい。ほんのちょっとでも大きい方が良い。それにマニュアルがダウンロードできたので、操作の確認ができました。

というわけで注文したところ、すぐに来ました。まず、起動すると楽天にログインしないと先に進めません。やりたくないけど、これを一度やれば、あとは、wifiを切れば良いだけです。早速、PCにつないでスキャンした自炊本を入れて読んでみました。操作はKobo aura oneと同じで、本はChainLPで.cbzにしたものを、Formaのストレージのルートにおきます。すると、ライブラリの中に入る仕組み。

左がAura oneで右がForma。一見、Aura oneの方が長く見えますが、これはベゼルが長いだけで、表示画面ではAura oneが15.2cmで、Formaは15.6cmと、4mm長い。特徴的なのがページ送りボタンですが、左側においてます。この左のベゼルの部分は滑らないゴムのような素材で、持ちやすい。このボタン自体は使わず、Aura oneと同じ画面タップを使うように設定しましたが、この左のベゼルの部分は持ちやすく、ボタン使わなくてもなかなかいい感じ。

本を読むことにしか使わないわけですが、操作自体は同じでページ送りも同じくらいの速さかな。大事なのは軽さで、197gと、230gのaura oneよりも33g軽い。わずかですが、長い時間になると、それなりの差になります。

唯一の難点は、電源ボタン。こんなにしなくてもいいだろうにというほど重くて押したかどうかがはっきりしない。ランプを見ないとわからないという。そういえばAura oneもそうでしたが、輪をかけて使いにくいボタン。鞄の中に入れて間違ってオンになることを避けようという意図はわかりますが、普通はカバーをつけるだろうからそんなの必要ないのに。

と、大きな喜びもない変わりに、ちょっと進化と、新たな書庫ができて、ちょっとうれしい。実質28G入れられるので、再び1000冊は入りそうです。

追記
Aura oneでは禁則文字があり、たとえば、ユダヤ人、というのをファイル名にできませんでした。これが、Formaでは修正されたようです。さすがに。
新たにKoboを買ったら500円割引が楽天でついたので、これではじめて楽天で電子ブックを買いましたが、キンドルと同じでやはり読みにくいし、ぱっとしない。写真はちゃんとしたレイアウトにならないし。これは以前からちっとも改善されない。やはり物理本を買って、自炊してChainLPでBoldにして表示させないとダメです。おまけに、この電子ブック、画面タッチでページめくりをする設定がページの前と後ろが逆になっているという始末。ページ送りボタンを使うしかないというお粗末さ。あんまり本気で作ってないのかな。